くらし情報『“妄想”パン屋に年下イケメン…男を翻弄するジェマ・アータートンの魅力とは?』

2015年6月29日 20:00

“妄想”パン屋に年下イケメン…男を翻弄するジェマ・アータートンの魅力とは?

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)


フランス映画祭でも注目を集めた、『ココ・アヴァン・シャネル』『美しい絵の崩壊』のアンヌ・フォンテーヌ監督作『ボヴァリー夫人とパン屋』。劇中で男たちを次々に翻弄し、早くも映画関係者から「いままでの出演作の中でも断トツに魅力的」と評判を呼んでいる、英国女優のジェマ・アータートンに迫った。

パリから故郷ノルマンディーの美しい村に戻り、父親のパン屋を継いだ文学好きのマルタン。毎日の単調な生活の中でとりわけ、ぼろぼろになるまで読みふけっているのは、ノルマンディーを舞台にしたフローベールの「ボヴァリー夫人」だ。

そんなある日、隣の農場に英国人のチャーリー&ジェマ・ボヴァリー夫妻が引っ越してくる。マルタンは、自分の作ったパン・ド・カンパーニュを官能的に頬張るジェンマに魅了され、日々、彼女から目が離せなくなる。ところが、ジェマが年下の男と不倫するのを目撃したマルタンは、このままではジェマが小説の“ボヴァリー夫人と同じ運命を辿るのではないか?”と、妄想が膨らみ始め…。

フランスで4週連続NO.1の大ヒットを記録した本作は、有名小説の世界と現実世界とを混同する“妄想”パン屋が巻き起こす、官能的でユーモラスな新感覚なドラマ。

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