2015年7月16日 17:00
【インタビュー】“名子役”ハーレイ・ジョエル・オスメントが新たな一歩「後悔ない」
選択に後悔はありません」。
そんなハーレイが復帰作のひとつに選んだのが、ケヴィン・スミス監督の『Mr.タスク』。人間とセイウチを合体させたいという妄想にとりつかれた老人と、その実験台となった不運な男の数奇な運命を描いた異色ホラー作だ。「奇妙で恐ろしく、何よりユニークな作品。僕自身もイメージを覆す役柄に挑戦できた」という本作で、ハーレイは行方不明になった主人公の消息を懸命に捜査する親友・テディを演じている。オタクっぽい役作りが新鮮だ。
決して超大作ではないが、ジャスティン・ロング(『ダイ・ハード4.0』)、タランティーノ作品の常連であるマイケル・パークス、さらにジョニー・デップが事件を追う酔いどれ探偵役でノンクレジット出演し、愛娘リリー=ローズ・メロディ・デップと初共演を果たすなど豪華な共演者に恵まれた。「ジョニーは、特殊メイクですごい役作りをしていたよ。
本人はとても謙虚でオープンマインド。気さくにいろんな話をしてくれた」。
現在はスミス監督と再びタッグを組み、デップとの再共演も果たす新作“Yoga Hosers”をはじめ、映画やドラマで多くの新作が控えている。「子役時代との違いは、人生経験を引き出しに演技ができるようになったこと。