くらし情報『【インタビュー】北村一輝、ゆる~い『猫侍』にこめた“娯楽復活”の熱き思い』

2015年9月2日 20:00

【インタビュー】北村一輝、ゆる~い『猫侍』にこめた“娯楽復活”の熱き思い

自由奔放な『猫侍』ですけど、そこだけは譲れない、忘れちゃいけないポイントですね」。

そんな反省を踏まえて、『猫侍南の島へ行く』では、北村さん本人が原案と共同脚本も手がけ、主演を加えた“3足のわらじ”を履くことに。「撮影の合間を縫って、クランクイン直前まで試行錯誤を重ねました。時間も予算も、決して余裕はありませんが、そんなときこそ知恵が出るものですし。現代は物質も情報もあふれていて、自分で考えるということがおろそかになりつつある。特に映画業界は、型にとらわれ過ぎているような気がします」。

いい意味で“こだわり”から解放されたいという姿勢は、北村さんにも通じている。「いわゆる作品選びに関しては、そんなにうるさくないですよ。
自分が選ぶと、どうしても好きなこと、得意なものに偏ってしまうし、いろんなタイプの芝居があるなかで『演技を極める』ことが、独りよがりになってしまうことも。すべてはお客さんに求められているか。俳優として、誰もが楽しめる作品の“一部”になれれば、それがいいかなと思っています」。

さらに「要はどこにプライドを持つか、ですね。俳優は多かれ少なかれ、自分をカッコ良く見せたいって思っちゃう。

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