くらし情報『『天空の蜂』1週間で30万人突破! 江口洋介、原発扱う堤監督の勇気を称賛』

2015年9月20日 15:18

『天空の蜂』1週間で30万人突破! 江口洋介、原発扱う堤監督の勇気を称賛

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)


映画『天空の蜂』のヒット御礼舞台挨拶が9月20日(日)に都内で開催され、主演の江口洋介、その息子役を演じた田口翔大、堤幸彦監督が登壇した。

東野圭吾が1995年に発表した人気小説を映画化。テロリストにより乗っ取られたヘリコプターが原発の上空で停止し、全原発の即時稼働停止が要求される中、ヘリの設計士で息子がヘリ内の取り残されてしまった湯原、かつての友人で原発の設計士である三島らが解決に向けて立ち向かう。

20年前に書かれた原作ではあるが、映画では東日本大震災の様子も描くなどしており、原発という非常にデリケートなテーマに果敢に挑んでいる。江口さんは「こういった作品はとるのが難しい。日本ではなかなか通らない企画です」と語り「東野さんが書いて、松竹と堤さんの『やる』と言った勇気があって、僕らを動かした」と語る。「難しい問題を抱えて、どこかに偏ると難しいけど、堤さんの計算の中で、映画ではみんなが戦ってます!こういう時代に少しでもみなさんの中にグッと入って背中を押す作品になっていると思います。感無量です」と力強く語った。


堤監督は「原発のこと、企業、国の体制、ヘリに関する防衛産業、そこで働く人々の心情まで読み取れる、緻密で完成度の高い原作でした」

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