くらし情報『『屍者の帝国』完成! 細谷佳正、亡き原作者に思い馳せ「セリフが刺さる」』

2015年9月26日 17:35

『屍者の帝国』完成! 細谷佳正、亡き原作者に思い馳せ「セリフが刺さる」

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)


早逝した作家・伊藤計劃(いとうけいかく)の小説をアニメーション映画化する“Project Itoh”第1弾となる『屍者の帝国』の完成披露試写会が9月26日(土)に開催され、声優を務めた細谷佳正、村瀬歩、花澤香菜、牧原亮太郎監督が舞台挨拶に登壇した。

伊藤計劃が遺した未完の小説の原稿とプロットを、盟友である芥川賞作家・円城塔が引き継いで完成させた小説を映画化。死者を“屍者”として蘇生させて労働力とすることが進められている19世紀末のロンドンで医学生のジョン・H・ワトソンはかねてからの約束通り、死んだ友人のフライデーを違法に屍者として蘇らせるが…。

完成した映画を見ての感想を問うと細谷さんは「亡くなった伊藤先生のプロットを円城先生が受け継いだところから始まった作品なので、ワトソンとフライデーは伊藤先生と円城先生の関係なのかな?とか、円城先生の個人的な思いが反映されているのかな?と感じて『どうして先にいったんだ?』とか『戻ってこない』といったセリフが刺さりました。1回見てわかるというよりも何度も見て違った感想、感動が生まれる作品だと思います」と語った。

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