2015年10月6日 20:30
【インタビュー】桐谷健太×新井浩文×皆川猿時 俳優よりも!? 漫画家はつらいよ…
ただ、卑屈になったらダメだから「オレは今、たぶんモテてるはずだ!」って気持ちは常に持ってるね(笑)。どこかで自分を誤魔化さないとやってられないというか。
桐谷:でも俳優やってて、結果がリアルな数字で出てきたら…
新井&皆川:キツイ(苦笑)!
桐谷:そうすると今度はそっちに芝居を寄せるようになって、つまんなくなりそう。
――同世代の俳優に対してライバル心はありますか?
新井:うちは瑛太と(松田)龍平にはあるよ。まあ同世代ではないかもしれないけど、デビューが一緒だったから(『青い春』)。あの2人が出てる作品は刺激になるしね。
桐谷:いい映画見たら、そこに出たかったという気持ちは生まれるけど、ライバル心は持たんようにしてるかな、おれは。さっきの話と同じで、意識したら面白くなくなると思うんですよ。
だから漫画家さんの「今週、順位が一つ下がった…」みたいな生活はキツイ!そればかり気にする生活になりそうで…。この映画を見て、果たして漫画家に憧れる人がいるのか…(苦笑)?
――サイコーとシュージンが編集部に漫画を持ち込んだりするのは、俳優の世界で言うならオーディションみたいなものですか?お三方とも若い頃はオーディションを受けたことも多かったのでは?
新井:うちはかなり特殊だと思います。