2015年11月24日 17:10
次のボンド候補!? 新作は黒沢清監督作!欧州の“最もセクシーな俳優”に注目
(Photo:cinemacafe.net)
『ソウル・キッチン』で知られるドイツの若き巨匠ファティ・アキン監督の最新作『消えた声が、その名を呼ぶ』が、12月26日(土)より全国順次公開となる。本作に主演するのは、デビュー作『預言者』で “現代のアル・パチーノか!? ”と注目を集め、チャニング・テイタム主演『第九軍団のワシ』やシャルロット・ゲンズブール主演の『サンバ』など話題作に出演するタハール・ラヒム。『007』7代目ジェームズ・ボンドとのうわさもある、フランスの「最もセクシーな俳優」に迫った。
本作は、20世紀初め、ヒトラーがホロコーストの手本にしたといわれる、100万人が犠牲になった悲しい史実“アルメニア人虐殺”を背景に、1人の男が深い絶望を乗り越える壮大な旅路。砂漠での強制労働の末、喉にナイフを刺され命を奪われそうになった元鍛冶職人のナザレットは、仲間が命を落とす中、奇跡的に命をとりとめるも、声を失う。もう一度、生き別れた娘たちに会いたい、そのたった一つの生きる希望を胸に、平凡だった男をトルコの灼熱の砂漠から、海を渡り、はるか遠くアメリカ・ノースダコタの雪降る荒れ地へと赴く――。