くらし情報『満島真之介&優香&北村有起哉、『オーバー・フェンス』に参加! 「自分にとって挑戦」』

2016年3月25日 16:30

満島真之介&優香&北村有起哉、『オーバー・フェンス』に参加! 「自分にとって挑戦」

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)


『海炭市叙景』『そこのみにて光輝く』に続く、佐藤泰志原作の函館三部作最終章『オーバー・フェンス』。オダギリジョー、蒼井優、松田翔太ら豪華キャストに加えて、この度新たに満島真之介、優香、北村有起哉の出演が決定した。

家庭をかえりみなかった男・白岩は、妻に見限られ、東京から故郷の函館に戻りつつも実家には顔を出さず、職業訓練校に通いながら失業保険で暮らしていた。訓練校とアパートの往復、2本の缶ビールとコンビニ弁当の惰性の日々。白岩は、なんの楽しみもなく、ただ働いて死ぬだけ、そう思っていた。そんなある日、同じ職業訓練校に通う仲間の代島にキャバクラへ連れて行かれ、鳥の動きを真似る風変りな若いホステスと出会う。名前は聡。「名前で苦労したけど親のこと悪く言わないで、頭悪いだけだから」そんな風に話す、どこか危うさを持つ美しい聡に、白岩は急速に強く惹かれていくが…。


原作は、「そこのみにて光輝く」や「海炭市叙景」が映画化され話題を呼んだ作家・佐藤氏の「黄金の服」に所収される同名作で、佐藤氏が執筆活動を諦めかけた頃、函館の職業訓練校にて過ごした自身の経験を基に執筆し、生涯最後の芥川賞候補作品となっている。

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