くらし情報『【インタビュー】渡辺謙、常に変わらぬ姿勢で変わりゆく死生観を語る『追憶の森』』

2016年4月28日 19:00

【インタビュー】渡辺謙、常に変わらぬ姿勢で変わりゆく死生観を語る『追憶の森』

撮影現場の違いもあっただろうか。

「ガスの映画だという違いはあったんですけど、そんなに少人数でもなかったですし。ただ、もちろんスタジオのプロダクションがやってるバジェットではないので。でもね、撮ってる感覚はそんなに変わりないですね」。それよりも監督が誰なのか。その違いこそが「大きいですね」と言う。「そんなにすごい細かく繊細に詰めてどうこうってことはないんです。ぼん、とカメラの動きを決めて、『こんな感じ?』『じゃあやってみようか』とマシューと2人でリハーサルして。
わりと放りっぱなしという感じでした。それは、信頼されてたのかもしれないですけど」。

渡辺さんがツイッター(@harryken311)を始めたのは、ちょうど『追憶の森』の撮影が始まった2014年夏だった。詳細にふれないよう細心の注意を払いながら、現場の様子や感じたことをつぶやいていたが、改めて当時のツイートを読み返してみると、タクミについては「本当に厄介で面白い役」と表現し、先の発言と同様に「事前のプランを全部捨てて、とにかく何を感じるか?それに徹してます」と役に臨む気持ちを綴っている。

「結局、僕の役って実線じゃない感じがするんですよ。

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