くらし情報『【インタビュー】東出昌大×池松壮亮×菅田将暉 3人なら超えられる―キラとLへの挑戦』

2016年10月31日 16:30

【インタビュー】東出昌大×池松壮亮×菅田将暉 3人なら超えられる―キラとLへの挑戦

例えば、ハリウッドでバットマンが『ダークナイト』になったように、広く大人が楽しめるところを目指してきたし、それができたと思う。

東出:“大人だまし”ってすごくいい言葉ですね。僕らが10年前に、『デスノート』のファンだったのと同じように、10年前のファンはいま、もう大人になってるから、その人たちに、分かりやすいものを届けようとしたら、つまんなくなっちゃうよね。

菅田:というか、いま高校生とかだと、前作の『デスノート』は観てなかったりするのかな?

池松:連続ドラマ版が入口だったりすると思うよ。

菅田:そうだよね…。10年前の作品を当時、観ていたときはある意味で『ウルトラマン』や『仮面ライダー』のような神話っぽさを感じてたんです。月(ライト/藤原竜也)とL(松山ケンイチ)の頭脳戦にワクワクして、どちらを応援するでもなく「すげぇ!」って。今回、10年が経ったからなのか、自分が出ているからなのか、他人事にできない怖さを感じました。
冒頭の殺戮シーンなんて、ノートを武器にしてるってだけで、完全にテロですからね。いろんな社会の現実と重なる部分があるなと。

もうひとつ、ファンに嬉しいのが、前二部作のメインを張った藤原竜也、松山ケンイチ、そして戸田恵梨香が本作にもそれぞれに形は違えど、出演しているという点。

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