くらし情報『松山ケンイチ、『聖の青春』主演は自ら監督にアプローチ!「めぐり合わせに深い縁感じた」』

2016年11月9日 19:30

松山ケンイチ、『聖の青春』主演は自ら監督にアプローチ!「めぐり合わせに深い縁感じた」

まず、原作との出会いをふり返った2人。監督は「原作との出会いが8年前で、29歳という村山さんが亡くなった年齢だったんです。村山さんの生き様に、自分自身の人生を問いかけられているようでした。彼の人生をなぞるのではなく、彼の魂の形をお客さんに届けられたらなと思っておりました」と語り、同じく松山さんも29歳のときに原作を読んだそうで、「家の本棚を整理していると偶然見つけたんです。同い年というところに惹かれ手に取りました。ここまで命を燃やすということを体言している人はいないなと心を打たれ、役者として命を燃やしてこの役に臨みたいと思ったんです」とコメント。

そんな役者魂に火をつけられた松山さんは、リサーチしていく中で森監督が映画化に動いているという話を聞き、自らアプローチをしたそう。「私が松山さんを選んだのではなく、作品が松山さんの名乗り出を待っていた」と森監督が語り、松山さんは「29歳のときに原作を読んでいなければ、ここまで強い気持ちは持てなかったと思います。
そういうめぐり合わせに深い縁を感じます」と運命的な役との出会いであったと明かしていた。

翌日訪れたのは、村山さんが将棋人生の大半を過ごした大阪。

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