2017年1月2日 11:00
【シネマ羅針盤】2017年、注目映画はこれだ!<邦画編>
この現象に続けとばかりに、2017年も期待作が目白押しだ。
制作会社の解散を理由に、公開が延期になっていた伊藤計劃原作の『虐殺器官』が、満を持して2月に公開。『攻殻機動隊S.A.C.』『東のエデン』の神山健治監督によるオリジナル作『ひるね姫知らないワタシの物語』(3月18日公開)は、主演の高畑充希をはじめ、豪華な声優陣も注目を集めそう。
また、“逃げ恥”で一躍全国区のブレイクを果たした星野源が、主人公の声を務める『夜は短し歩けよ乙女』(4月7日公開)、岩井俊二監督の同名傑作をアニメ化する『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(8月18日公開)など、アニメに興味がない人にこそ観てほしい作品も。スタジオジブリ出身の米林宏昌監督(『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』)は、新スタジオ「株式会社スタジオポノック」から最新作『メアリと魔女の花』(夏公開)を発表する予定だ。“ポストジブリ”論争もいまは昔。個性あふれる作り手によるアニメ映画の数々が、スクリーンで躍動する。
(text:Ryo Uchida)
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