2017年1月17日 08:00
木村拓哉、三池監督『無限の住人』は“規格外”の予感…メイキング映像公開
クランクインしてみて、(お互い)言葉にしなくても、その空気感のベースは構築できたかなと思います」と、役柄同様の関係にすんなりと入ることができたことを明かしている。「自分と杉咲さんは、作品の中の万次と凜に近いと思います。万次を作り上げるというよりは、杉咲花ちゃんが演じてくれた町であったり、凜ちゃんだったりを感じて、自分の表現に変換させていただきました。彼女が苦しめば苦しむほど、万次としてはアクセルの回転数があがる。小柄な彼女ですけど、杉咲さんの存在は僕の中では、すごく大きな存在でした」と木村さん。
また、三池監督は、木村さんとの初顔合わせについて、「非日常的な物語を作っている分だけ、リアルな木村拓哉という人物を逆に感じることができたと思います。自分のようなエンターテインメントを作っているような人間からしたら夢ですよね。母親もびっくりしていますからね。
『木村拓哉?あんた、もうアガリじゃない』みたいな感じで(笑)。80いくつのおじいちゃん、おばあちゃんでもそう思うっていう。その人間と一緒にものを作っていけた。(映画が)ただごとで終わったら申し訳ないですよね」とコメント。
一方の木村さんは、三池監督と作品を作り上げることのできる喜びを打ち明け、「海外にいるような感覚を受けました。