2017年1月23日 18:00
【インタビュー】ベネディクト・カンバーバッチ、ドクター・ストレンジとの共通点を明かす
傲慢で、エゴが強く、けれどもどこかキュートで、音楽をこよなく愛する面すら愛おしいドクター・ストレンジは、マーベル映画の中でも1、2を争う魅力的なキャラクター。やがてストレンジは時空を超えた力を身につけていくが、俳優の道を歩み始めた頃の自分は、未来の自分がマーベル映画のヒーローになると知ったら何と言う?最後にこう訊ねると、これまたチャーミングな答えが返ってきた。
「僕はキャリアプランを考えながら俳優をやってきたわけじゃないし、最初の半年は仕事すらもらえなかった。仕事が入り始めてからも、好きなことをしてお金がもらえるだけで嬉しいという気持ちでいたしね。だから、もちろん何年か後に自分が世界中で愛される大作シリーズのヒーローになれるなんて想像もしていなかった。本当にラッキーだと思うよ。キャリアというものは、“あの作品があったから、この作品がある”なんて後から考えてみたとしても、それが本当に正しいかは誰にも断言できない。ただ、1つ言えるのは、僕はどんなチャンスも逃さないよう心掛けてきた。
だから、今後もあまり考え過ぎず、チャンスが来たらそれをつかむ。けれど、そうだね…。僕が俳優を始めた頃はもちろんマーベル・シネマティック・ユニバースなんてものはなかったから、その頃の僕はこう言うだろうね。