2017年1月30日 16:00
オスカーノミネートの仏女優イザベル・ユペール、年齢を重ねた美しさで魅了
『ELLE』(原題/今夏公開)で、第74回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)を受賞、さらにアカデミー賞にも初ノミネートされたイザベル・ユペール。いま最も注目されているフランスが誇る大女優は、主演最新作『未来よ こんにちは』が3月25日(土)より日本公開される。このほど、還暦を超えたとは思えない、彼女の年齢を重ねた美しさが輝く劇中の場面写真がシネマカフェに到着した。
パリの高校で哲学を教えるナタリー(イザベル・ユペール)は、同じ哲学教師の夫ハインツと独立している2人の子どもがいる。パリ市内に一人で暮らす母の介護に追われながらも、充実した日々。また、ナタリーの授業で哲学の面白さを知り、教師になったファビアン(ロマン・コリンカ)と久しぶりに再会するも、彼はすでに教師を辞め、執筆をしながらアナーキスト仲間と活動を共にしていた。
そんな折、夫ハインツが結婚25年目にして「好きな人ができた」と唐突に告白、家を出てしまう。そして母の認知症が悪化し、施設に入ることに。
母が溺愛していた猫のパンドラを、猫アレルギーのナタリーが飼うことになる。だが、ある日突然、母も他界。夫と別れ、母は亡くなり、ナタリーはたった1人となった。