くらし情報『【インタビュー】クラウドファンディングに「未来を感じる」 2年越しで劇場公開つかんだ『ブルーハーツが聴こえる』』

2017年2月12日 10:00

【インタビュー】クラウドファンディングに「未来を感じる」 2年越しで劇場公開つかんだ『ブルーハーツが聴こえる』

まさに寝耳に水。6作品の制作プロダクションがそれぞれ異なっていたことも、事態を複雑化させた。

「お蔵入りという言葉が一瞬過りました。すぐに、それまで面識がなかった各制作プロダクションのプロデューサーが一堂に会し、今後の対策を検討したんです。僕自身も(劇場公開に向けた)スポンサー探しに奔走したり…。企画段階ならまだしも、すでに完成している作品に手を差し伸べるのは、戦略的にも難しいこと。何かきっかけが必要だなと思っていたとき、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭での特別上映の提案があったんです」(工藤監督)

2016年2月に開催された同映画祭での上映には、映画ファンに加えて、熱心な「THE BLUE HEARTS」ファンが多数駆けつけ、立ち見でも入場出来ない程の大盛況。6作品の1つである『ラブレター』(井口監督)に出演する俳優・斎藤工の働きかけも奏功し、SNSを中心に、本作の公開を待ち望む声が一気に拡散していった。
「ちょうどクラウドファンディングの注目度が上がっていたタイミング。僕らもその力を信じてみようと動き出したんです」(工藤監督)
結成30周年での映画上映こそ逃したが、2016年12月から、クラウドファンディングサイト「Makuake」

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