くらし情報『【インタビュー】クラウドファンディングに「未来を感じる」 2年越しで劇場公開つかんだ『ブルーハーツが聴こえる』』

2017年2月12日 10:00

【インタビュー】クラウドファンディングに「未来を感じる」 2年越しで劇場公開つかんだ『ブルーハーツが聴こえる』

で劇場上映のための資金調達がスタート。支援者には各作品エンドロールへの名前のクレジット、先行試写会に招待といった特典が用意され、予想を上回るペースで目標金額を達成し、念願の劇場公開が決定した。現在は1,200万円を超える資金を集めており支援は2月15日まで支援受け付け中だ。

「支援者の皆さんから届くメッセージを読むと、本当に涙がこぼれそうになります。作品を愛する方々の力に助けられ、どんどんフィールドが広がり、1人でも多くの人に見てもらえる環境作りができる。それって、THE BLUE HEARTSというバンドが、ファンの力によって大きな存在になっていった過程に共通しているように思えるんです。モノづくりの場を確立し、発表する手段として、クラウドファンディングには未来を感じています」(工藤監督)

工藤監督が手がけた『ジョウネツノバラ』は、ある男女が織りなす異様にして、ピュアな愛の形を描く26分の短編。「THE BLUE HEARTS」の楽曲をモチーフにしながら、エンドロールに流れる「情熱の薔薇」を除くと、セリフも劇伴もないのが特徴だ。
原案、脚本を手がけるのは永瀬正敏さん本人。工藤監督とは以前から映像作品でのコラボレーションを重ねてきた信頼関係があり、脚本は「20稿以上練り上げて、完成させた」

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