2017年4月25日 20:00
【インタビュー】アラン・メンケン 盟友の死を乗り越え『美女と野獣』アニメーションから実写へ
そもそもメンケンとアッシュマンはどんなふうに出会ったのだろうか。
「ディズニーから声をかけてもらって『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』をハワードと一緒に作ったことがきっかけです。その制作陣のなかに(プロデューサーの)デヴィッド・ゲフィンが名前を連ねていました。彼は、当時ディズニーの新体制を率いていたマイケル・アイズナーとジェフリー・カッツェンバーグと非常に近い関係にあって、ウォルト・ディズニーの甥ロイ(・E・ディズニー)もアニメーションの再生をものすごく願っていた。そんなタイミングで、私はデヴィッドの紹介でディズニーとハワードと仕事をするようになったのです」。
ハワード・アッシュマンの後を継いだのが、『ジーザス・クライスト=スーパースター』『エビータ』で知られる作詞家ティム・ライスだ。ディズニー作品では『アラジン』と『ライオン・キング』でアカデミー賞(歌曲賞)を受賞、今回の実写版の新曲でメンケンとライスがタッグを組んでいる。
「曲を作るとき、ハワードともティムとも両方に言えることですが、彼らと一緒に作っていくのが好きです。
もちろん作詞家は事前に作詞をして臨みますが、(その歌詞に合わせながら)