2017年5月24日 12:30
“兄弟映画”の名作に仲間入り!『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
そのさりげない優しさに、リーはジョーが亡くなったあとも救われることになる。本作鑑賞後のツイッターでも、「兄ジョーのことを思うともっと泣けちゃう。心臓病を抱え、まだ歳若い息子のこと、苦しみの中にいる弟のことを思い、何をしてやれるのか、どうしたらいいかずっと考えてたんだろう…」「兄の愛の深さがジワジワくる」など、リーとジョーの関係性に涙する人も。そんな、不器用にも互いを思い続ける関係を描いた兄弟の映画はいずれも名作ぞろいだ。
■不器用な愛に何度観ても涙!いつまでも色あせない感動の兄弟映画の名作
『ギルバート・グレイブ』ジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオが兄弟
自分が生まれ育った町から一度も外に出たことがないギルバートには、知的障がいを持つ弟アーニーと過食症の母、そして2人の姉妹がおり、食料品店で働きながら家族の面倒を見ていた。そんなとき、町にトレーラー・ハウスで祖母と旅をしているベッキーという少女が現れる。ベッキーの存在はギルバートの心に変化をもたらし、兄弟、そして家族の絆をギルバートを改めて気づかせていく。当時19歳でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたディカプリオの名演が光る、いつまでも色あせない珠玉の名作。