2017年5月26日 20:03
【カンヌ国際映画祭】Netflix作品席巻!審査委員長アルモドバルが謝罪も
というのも、フランスでは映画のストリーミング配信はフランス国内公開から3年後という規正があるからだ。同時に、劇場の興行収益から映画支援団体CNC(国立映画センター)に一定額を支払う規定があるが、劇場公開をしない「Netflix」はこの支払いを回避してもいる。
映画祭初日17日の審査員団会見では、審査委員長ペドロ・アルモドバルが「劇場で観られない映画に、賞をあげたくない」と爆弾発言をした。これに対し、同じく審査員のウィル・スミスは「Netflix」を擁護。アルモドバルはその後、この発言は撤回して、公正な審査を行うと宣言、ポン・ジュノ監督に会った際には謝罪もしたという。
果たして審査員団は、この2本に対してどのような結果を下すのか。審査結果は28日(現地時間)夜、発表される。(photo / text:Ayako Ishizu)
(text:Ayako Ishizu)
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