2017年6月6日 19:30
宇宙開発史の陰にいた3人の女性たち『ドリーム』ポスター&公開日決定
監督は、日本でもスマッシュヒットを記録した『ヴィンセントが教えてくれたこと』のセオドア・メルフィ。また、本作に深く共感した11度のグラミー賞に輝くミュージシャン、ファレル・ウィリアムスが劇中音楽を手がけ、製作にも名を連ねている。
このたび完成したポスターは、1960年代初頭、旧ソ連との熾烈な宇宙開発競争での劣勢を覆すため、NASAの“頭脳”=コンピューターとして最も重要な役割を担った3人の女性、キャサリン、ドロシー、メアリーが集結。「宇宙飛行士ジョン・グレンを宇宙空間に送り出し無事に帰還させる」という合衆国の威信をかけた一大事業に、自身の夢を重ねながら全身全霊を捧げた3人がまるで遥かなる宇宙を見上げているかのよう。それを支えるかのごとく並ぶ登場人物たちからも、確固たる意志と大いなる夢を感じさせる表情が印象的だ。
全米映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」では驚異の93%フレッシュ(5月31日時点)という高評価を獲得している本作。ポスター上部には、映画評論家・町山智浩と脳科学者・茂木健一郎からの力強いコメントが寄せられており、彼女たちが性別や人種を超え、世代をも超えて大きな夢へと導いた実話が彼らの心を奮わせたことがうかがえる。