2017年6月22日 12:00
【インタビュー】神谷浩史、『ヤマト』第二章の最大のポイントを語る
いまのところ、キーマンは自分が想定していた人物像から大きくブレてはいないので、変化が垣間見えるとしたら、この先もっとこの物語が展開していったときかなと思っています」。
こうして演じるキーマンという人物。彼の魅力について問われると「正直あまりよく分からないですね」と明かす。「これはキーマンに限ったことだけではなく、作品に関わっている渦中において、このキャラクターにはどんな魅力があるのか、あまり考えないようにしています。そういうことを分かった上で演じてしまうと、自分はどうしてもあざとくしてしまいがちなので(笑)。ただ、何を考えているか分からないミステリアスな部分に、魅力を感じている人は多いかもしれないですね」。
『2202』第二章「発進篇」は、前作『2199』で起こった出来事に関して明らかになる注目の章だが、神谷さんは、「ヤマト対アンドロメダ」という構図に注目していると語る。「あれは燃えると思います。
古代と山南が『衝撃に備え!』と互いに異口同音で怒鳴りあうところがあって、アフレコではバラバラに収録しなかったんです。通常セリフが被ってしまうところは、各々で収録してダビングのときにミックスしてバランスを整えるのが普通だと思いますが、あそこはやっぱり小野(大輔)