くらし情報『ヒドい警察は万国共通!? 『ローサは密告された』ほか驚愕の“汚職映画図鑑”』

2017年7月30日 06:00

ヒドい警察は万国共通!? 『ローサは密告された』ほか驚愕の“汚職映画図鑑”

Photo by cinemacafe.net

第69回カンヌ国際映画祭にて、フィリピン映画界に三大映画祭で初めての主演女優賞をもたらした『ローサは密告された』。マニラのスラム街で小さな雑貨店を営むローサが、生活のため少量の麻薬を扱っていたことを密告されて逮捕、警察から恐喝まがいの要求を受ける、という物語は、カンヌでも衝撃とともに絶賛を持って迎えられた。

メガホンをとったのは、45歳で映画監督デビュー、『マニラ・デイドリーム』で第58回ロカルノ国際映画祭ヴィデオ・コンペ部門金豹賞を受賞し、「第3黄金期」と呼ばれる現在のフィリピン映画シーンを牽引している鬼才ブリランテ・メンドーサ監督。世界三大映画祭であるカンヌ、ヴェネチア、ベルリンすべてのコンペティション部門でその作品が上映され、世界中で50を超える賞を獲得、第62回カンヌ国際映画祭では『キナタイーマニラ・アンダーグラウンドー』で監督賞を受賞、クエンティン・タランティーノやショーン・ペン、イザベル・ユペールらがその才能に惚れ込んでいる。

■衝撃の実話を描く!!世界のどこにでもある汚職映画図鑑
『ローサは密告された』に描かれたような警察の汚職と腐敗は、世界の至るところに存在している。

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