くらし情報『満島ひかり「あれは島の魔法だった」夜通し撮影後、監督と語らう『海辺の生と死』メイキング映像』

2017年8月6日 11:00

満島ひかり「あれは島の魔法だった」夜通し撮影後、監督と語らう『海辺の生と死』メイキング映像

本シーンは、物語終盤。日ごとに敵襲が激しくなり、沖縄は陥落、広島に新型の原子爆弾が落とされた後、ついに朔中尉(永山さん)の特攻艇が出撃する日がやってくる。トエ(満島さん)が最後にひと目、彼に会うため、逢瀬を重ねた海辺に駆けつけ、朔への思いを全身でぶつけるという重要な場面。海辺での一連のシーンをワンカットで撮影したため、7テイクも重ねる大変な現場だったという。

撮影最終日に行われた、このシーンを終えて、越川監督が「トエの疾走感は出たと思う。全体を通して」と話すと、満島さんも楽しげに同意しつつ自らの心持ちを語り、「(東京に)帰って見てみたら、“あれ?”意外とそんなことない。あれは島の魔法だった、とかね」とも。

夜明けまでかかった撮影を終え、きらきら光る海辺で交わされた言葉に、撮影の雰囲気や満島さんと越川監督の信頼関係が垣間見られる貴重なメイキング映像となっている。
『海辺の生と死』は全国にて公開中。

(text:cinemacafe.net)

■関連作品:
海辺の生と死 2017年7月、テアトル新宿ほか全国にて公開
(C) 2017島尾ミホ/島尾敏雄/株式会社ユマニテ

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