くらし情報『【インタビュー】山田涼介 俳優として10年以上のキャリアを積んで語る「やっとスタートラインに立てた」の真意』

2017年9月19日 16:00

【インタビュー】山田涼介 俳優として10年以上のキャリアを積んで語る「やっとスタートラインに立てた」の真意

敦也と浪矢は、異なる時代を生きており、手紙を介して繋がりを持つが、直接、向き合って会話をするシーンはない。だが、山田さんは自身のクランクインを前に、わざわざ西田さんの撮影現場に足を運び、その芝居を目に焼き付けたという。西田さんから感じたのは途方もない「温かさ」だったという。

「直接、絡むシーンはないけど、最終的には繋がらないといけないので、これは西田さんのお芝居を見ておかないと、(自分の)最後のシーンの芝居ができないぞ…と思って、見に行かせていただきました。ちょうど、成海璃子ちゃんとのシーンだったんですけど、すごく面白いんです。まるで、台本を読んでいないかのような――僕らは台本を読んで、覚えて、セリフを言うんですけど、そういう作業をしていないかのようなしゃべり方をされるんです。その場でリアクションをして、すごく間をあけたりして、普通なら『あれ?セリフ忘れたのかな?』と思うような間の空け方なのに、そう感じさせずに見ていられる。その場で生まれる空気を楽しまれていて、すごく温かく、勉強になりました」。


『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(C)2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会
本作への出演について「俳優っていう枠に一歩足を踏み入れられたのかなと感じている」と語る山田さん。

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