2017年9月22日 16:00
【インタビュー】吉高由里子 2年間の充電期間を経て「やっぱり自分が引きずられるような作品が好き」
人って、イライラしたりストレスが溜まって、自分なんて幸せじゃない…と思っているとき、1日3回いいことをしたり、人の役に立つことをすると幸福感に満たされるそうなんですね。これはテレビからの情報で、撮影後に知ったことなので、撮影中はもう、ストレスコントロールで大変でした(笑)。それでも、やっぱりこういうテイストの作品、自分が引きずられるような作品が好きだと思えた。オールアップを迎えて『喜怒哀楽、いろいろな気持ちにさせてもらい、ありがとうございました』って言ったのを覚えています。女優として、もの凄くいい経験をさせてもらいました」。
今年29歳を迎えた吉高さん。「少しは大人になったかな」と、少し前の自分と向き合い見えてきたのは──。「こう思ってほしい、こう見えてほしい、こういう人間として映りたいとか、そういうことを求めなくなりました。
人は、嫌な思いをするから嬉しさを感じるわけだから…そういう物事のつながりが分かってきたのは、大人になったのかな(笑)。年を重ねると、人から怒られることってなくなっていくじゃないですか。そうすると、人って知らず知らずに傲慢になっていくと思うから、そうならないように…。