くらし情報『早くも賞レースで有力視!? 気難しい父に振り回される『マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)』』

2017年10月25日 20:49

早くも賞レースで有力視!? 気難しい父に振り回される『マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)』

だからあくまで映画として作っているし、機会があれば大きなスクリーンで観てほしいとは思う」と心情を明かした。

ダニーを演じるアダムは、バームバック作品は初めて。「前からノアの映画に出たくて、ようやく実現したんだ。そしたら170ページもの脚本が届いて驚いた。でも素晴らしい脚本だから、撮影前に全部頭に叩き込んだんだ。僕が演じるダニーの娘は大学で遠くへ行ってしまうが、うちの子もいつか巣立つと思うと、淋しくてしょうがないよ」。

『マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)』Netflixにて独占配信中
一方、『ヤング・アダルト・ニューヨーク』などバームバック作品の常連ベンは「僕はアダムと正反対で、セリフは直前に覚えるけどね(笑)。でも、この映画には共感する部分が多い。
僕もアダムも子どもがいて、親を看取る経験をしてきたし、すごく共感できたんだ。それに父親がダスティンだなんて、超クールだよ」と語った。

名優ダスティンが、せこくて傲慢だが愛嬌のある父ハロルドを演じて、大いに笑わせてくれる。「ハロルドという人物について、ノアと話し合ううち、『おや、これはまるでうちの父親じゃないか』と気づいたんだ。最初は全然そう思わなかったけれど、似た部分がとても多かった」。ほかにもハロルドの現在の妻を演じるエマ・トンプソン、『ヤング・アダルト・ニューヨーク』にも出演したアダム・ドライバーが、登場シーンは少ないものの印象的な芝居を見せる。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.