2017年12月3日 12:30
岡田将生・松坂桃李・桐谷健太、女性たちを狂わせるイケメン俳優の“クズっぷり”に注目
柚木麻子の傑作小説を岡田将生と木村文乃W主演で映画化する『伊藤くん A to E』。本作では、容姿端麗、自意識過剰、無神経な28歳フリーターの超モンスター級の【痛い男】を、岡田さんが演じていることでも話題を呼んでいる。
人気俳優たちは、ときに正統派の役よりも、あえて演技力が試される汚れ役を希望することがある。岡田さん自身も「こういう役をちょうどやりたいと思っていた」と語る本作。そのほかにも、実力派イケメン俳優たちが史上最悪の【痛男】&【クズ】&【犯罪者】を熱演する映画が相次いで公開される。「顔がよければいいってもんじゃないよ!」と思わずツッコミたくなる、イケメンたちの性悪すぎる演技が光る3作品に注目した。
◆大森南朋&鈴木浩介&桐谷健太、欲望や野心むき出しの【クズ過ぎる三兄弟】に
『ビジランテ』12月9日(土)公開
幼いころに失踪していた長男(大森南朋)、市議会議員の次男(鈴木浩介)、デリヘル業の雇われ店長の三男(桐谷健太)。別々の道、世界を生きてきたはずの兄弟が、父親の死をきっかけに再会し、逃れられない運命に翻弄されていくというストーリー。『SRサイタマノラッパー』の入江悠監督のオリジナル脚本作品で、撮影も入江監督の地元・埼玉県深谷市でほとんど行われたという本作。