2017年12月4日 08:45
【シネマ羅針盤】低迷続く胸キュン映画、次の一手は? 洋画復興でさらにピンチ
その象徴的な出来事が『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のスマッシュヒット。ここで挙げた洋画ヒットを支えるのがSNSの影響力であり、「シネコンに行く」「映画を見る」「感動をシェアする」こと自体のイベント化だ。多くの観客にとって、誰が出演しているとか、原作が有名だとかは基本無関係。キャスティングと原作のネームバリューを重視する胸キュン映画とは、真逆のトレンド動向がここにあるのだ。果たして、胸キュン映画の次なる一手は?
(text:Ryo Uchida)
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