2017年12月28日 16:30
【シネマ羅針盤】いろんなことがありました…2017年映画10大ニュース<前編>
いまも昔も物議をかもす映画の邦題問題。ガイ・リッチー監督の『キング・アーサー』(原題:King Arthur: Legend of the Sword)は当初、『キング・アーサー 聖剣無双』で公開される予定だったが、諸事情で変更になった。みんな大好き『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の続編は、なぜか邦題が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』に…。リミックスって何?ちなみに原題はストレートに“Guardians of the Galaxy Vol. 2”。シリーズものではないと印象付けたい気持ちは、分からないではないけど…。
★『銀魂』一人勝ち!コミック実写は明暗くっきり
大ヒット作がなく、例年に比べて低調だったと言わざるを得ない邦画実写。その一因として、『3月のライオン』『無限の住人』『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』『東京喰種トーキョーグール』など、漫画原作の注目作が伸び悩んだことが挙げられる。
そんななか、小栗旬を主演に迎え、空知英秋の人気コミックを実写化した映画『銀魂』(7月14日公開)が大ヒット。
興収は40億円に迫り、今年の実写ナンバー1に!2018年夏の続編公開も決まり、まさに一人勝ち状態だった。