2018年2月7日 13:35
【シネマ羅針盤】ジャニーズ肖像の一部ネット解禁、「2020年」前に海外メディアを意識?
例えば、所属タレントが海外作品に出演したり、国際映画祭に出席したりする際、写真の撮影や掲載を制限することは難しい。2020年に開催される予定の東京オリンピック・パラリンピックを前に、世界規模での活躍を視野に入れれば、海外メディアを意識するのは当然だろう。
実際、1月31日(水)に錦戸さんが出席した『羊の木』の記者会見が行われたのは、東京・有楽町の公益社団法人 日本外国特派員協会。まさに“解禁第一号”にふさわしい会場で、錦戸さんはハリウッド進出について問われ、「(機会があれば)挑戦させていただきたいです」と真摯に語っていた。
ちなみに過去の事例をふり返ると、2006年10月に開催された第19回東京国際映画祭のオープニングセレモニーに、『硫黄島からの手紙』(クリント・イーストウッド監督)に出演した「嵐」の二宮和也さんが出席し、国内のウェブ媒体による撮影および掲載が許可されたケースがあった。
(text:Ryo Uchida)
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