2018年2月26日 14:30
ニコール・キッドマン「強烈だけどラストは感動」『聖なる鹿殺し』インタビュー映像
『ロブスター』のヨルゴス・ランティモス監督が手掛ける最新作『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』。この度、主人公の妻を演じるニコール・キッドマンのインタビュー映像がいち早くシネマカフェに到着した。
本作と『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』が第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、同映画祭で「70周年賞」を受賞し話題となったニコール。彼女が本作で演じているのは、コリン・ファレル演じる心臓外科医スティーブンの妻アナ。
円熟してなお意欲作への出演が続く彼女だが、完成した本作を観た感想についてまず「強烈」と一言。続けて「でも、すばらしかった、ラストは感動したわ。観客の反応も感じられたし、監督の力になれてよかった」とコメント。また、役者の良し悪しは監督の腕にかかっていると話すニコール。「彼の作品に出演できるのは本当に喜ばしいこと。呼んでもらえて本当にうれしかった」と、ヨルゴス・ランティモス監督と組めたことを喜んでいる。
そんなランティモス監督については、「スタンリー・キューブリックに似ていて、何を聞いても肩をすくめるだけ」と明かし、でもそういうのには慣れていたそうで、監督と共演したことのあるコリンに助けられた部分もあったと語る。