2018年3月10日 11:00
ダマされる!岩田剛典&斎藤工『去年の冬、きみと別れ』公開
、気持ちはすごく分かります。監督と主演俳優のいい関係性ですよね。この映画って、世間が岩田さんに抱くイメージも含めた罠になっていると思うんです。映画を見た後に笑顔の岩田さんを見ると、いい意味でちょっとゾッとする。僕自身、映画に引き込まれるのは、普段は人に見せない心が見えたとき。綺麗な部分だけじゃなく、本音が映り込んでいるのを目にしたときに客観から主観になっていく。今回の岩田さんからそれを凄まじく感じましたし、瀧本監督の存在あってこそなんだろうなと思いました」。
――岩田さんは「濃密な作品ですし、難しい役ですから。
僕は役者1本で活動している身でもありませんし、こういった作品のこういった役にいまのタイミングで出会えたのがありがたかったです。最初は僕の中でも、この作品に出ている自分をイメージできなかったくらいで…。役者として見てもらえたのかなという喜びが湧く反面、自分に務まるのかという葛藤もありました。でも、殻を破って飛び込もうと思った決断は間違いじゃなかったと、いまはすごく思います」。
(text:cinemacafe.net)
■関連作品:
去年の冬、きみと別れ 2018年3月10日より全国にて公開
©2018映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会
クレア・フォイ、ラストシーンは「本気で泣いていました」『異人たち』インタビュー&本編映像到着