2018年3月31日 11:00
“R18+も厭わない”アプローチが映画化実現の鍵! 松坂桃李主演『娼年』
「主人公を松坂桃李さんがやるんですか?」と驚いたそう。それもそのはず、台本には「“性描写”に関しては一切妥協しない」と三浦大輔監督が語る通り、半分以上をセックスシーンが占め、事細かに行為の描写が書き込まれていた。
原作者の石田氏も「娼年」執筆にあたり、編集者に大学生の娼夫がたくさんの女性と性の仕事をしていくなかで、ひとりの人間として成長していくストーリーであることと、「セックス表現からは絶対に逃げないで書きたい」と話していたそうで、そんな監督&原作者がこだわった、「性描写に関しては妥協しない」「セックス表現からは絶対に逃げない」という、“R18+も厭わない”アプローチが映画化実現への大きなポイントとなったようだ。
そんな流れから、映倫の担当者は「R18+なら何の問題もありません」と言われ、「この小説を描写も含め中途半端に映画化するならやる意味がないと思う。応援していますから是非実現してください」とエールを送られたという。
『娼年』は4月6日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
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娼年 2018年4月6日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開
© 石田衣良/集英社2017映画『娼年』製作委員会
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