2018年5月22日 21:15
ウェス・アンダーソン監督、高畑勲さんに敬意示す「インスピレーションの源」
と感無量の面持ちだった。
さらに「この作品を作る上で、考えたことはただひとつ…。(日本語で)黒澤さんなら、どうするだろうか?」とメッセージを読み上げると、客席からは大きな拍手が。黒澤監督に加えて、「インスピレーションの源」として宮崎駿、高畑勲、庵野秀明、今村昌平、北野武、仲代達矢、三船敏郎、志村喬、香川京子、大友克洋といった日本が世界に誇るクリエーターの名前を挙げて、リスペクトの念を示していた。
■豪華日本人ボイスキャストも集結!アフレコはiPhoneで?
アンダーソン監督の呼び込みで、ステージには本作のボイスキャストを務めた野村訓市、夏木マリ、村上虹郎、伊藤晃、池田エライザが登場!村上さんは劇中に登場する“火の玉”がモチーフになった浴衣姿で登場し、「この浴衣、実はウェス監督にいただいたんです」。アフレコは主にiPhoneのボイスメモで行われたそうで、「監督にお会いしたのも、ついさっきで。やっと今日、実感が湧きました」と喜んでいた。「こんなに長く日本を思ってくださり、それを形にしてくださる監督さんがいることが幸せ」(池田さん)、「ウェスの世界の一部になれて感激している」(夏木さん)