2018年5月24日 17:17
パルムドール受賞の是枝監督が凱旋帰国! 安藤サクラの“泣き演技”は「特別な瞬間」
と述べた。
■注目ポイントは役者のアンサンブル「惚れ惚れするくらいの演技」
さらに映画完成の際をふり返り、「役者が素晴らしかったです。ケイトさんも仰っていた安藤さんの泣くシーンは、カメラの脇で立ち会っていても特別な瞬間だと感じましたし、そんなことがほかにも何度もありました。いろんな意味で化学反応も起こり、良い映画が出来たと実感はしましたね」と作品への手ごたえを語った監督。公開はこれからということで、注目ポイントについては「今回役者のアンサンブルがとてもうまくいきました。自分なりの子どもへの演出と、演出も担える樹木さんとリリーさん、安藤さん、松岡さんも相手の演技を受けるのが上手でバランスがよかった。撮影している中で、惚れ惚れするくらいの演技もみせてくれた」と説明していた。
お祝いムードの中、熱気に包まれながらも終始穏やかな空気が流れていた今回の会見。
受賞後、監督はNYに少し滞在していたそうで、「色々差支えがあって喋れないんですけど、近いうちに情報が発表されるかと思います。でも、打ち合わせは上手くいきました」と新たな報告もあった。
なお、受賞の結果を受けて日本公開館数は200館から300館に拡大、そして6月2日(土)