くらし情報『【インタビュー】中条あやみ、作品を得て人として女優として変化したこととは』

2018年5月31日 07:45

【インタビュー】中条あやみ、作品を得て人として女優として変化したこととは

ややもすると、相反する方へ向かっていってしまいそうな心掛けだが「この仕事は普通のお仕事ではない部分があり、楽しいことがあれば大変なこともあります。そこは自分の感情と、自分だけの感情ではないという両方の思いをくみ取って、一つ一つ丁寧に取り組んでいこうと心掛けています」と中条さんは語る。

その一つの思いが、主演として現場に臨むときの姿勢だ。以前は「自分のことで精いっぱい」と語っていたが「いまも映画の撮影に入っているのですが、そこには現場が初めてという新人の子もいたりします。自分の一つの態度で、その子の作品への印象も変わるだろうし、女優というお仕事への思いも変わってしまう。まだ現場を引っ張るようなことはできませんが、自分の行動が、相手に大きく影響するんだという自覚を持って臨んでいます」と責任感が増した。

クランクインし、撮影が終わる。そしてプロモーション活動、公開…という映画の流れのなか、多くのことを学んでいるという中条さん。
『覆面系ノイズ』はこうした過程を経てパッケージング化される。「寂しいです」とつぶやくと「正直、ほかの作品にも入っているので、『覆面系ノイズ』からは遠のいてしまっている部分はありましたが、パッケージング化されるというのが作品の最終形というイメージがあるので『もう携わることがないんだ』という寂しさはあります」

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