2018年7月6日 07:45
【インタビュー】佐野玲於×高杉真宙 つぶさに絡み合う『虹色デイズ』で紡いだもうひとつの“青春”
と共感するところがいっぱいあるので。
――台詞に出して伝えるよりも、なっちゃんが思い悩む内なる表現が難しそうに感じました。演じる上での悩みはありましたか?
佐野:おっしゃるように、そういうふうに見せること、悩むというか、どういうふうに(画面に)映るかは、やっぱりいろいろやっていかないとわからなかったので、すごく難しいと改めて思っていました。けど、いろいろとやってくうちに、どんどん自分たちも乗ってきて自然にできるようになっていったんです。それはすごく良かったです。
――そうでしたか。タイトルや雰囲気から本作は一見キラキラ映画に見えがちですが、実のところ『スタンド・バイ・ミー』的な要素が強く、おふたりが命名するなら「何映画」になりますか?
佐野&高杉:え~~!
佐野:何だろうなあ…やっぱり青春系なんだけど…本当の青春映画、っていうのかなあ…。
高杉:何だろう?何かあるんだろうけど、何かないかな…。
…ああ!「思い出せる映画」かもしれないですね。単純に恋愛ごとだけとか、友情ごとだけの映画ではなく、それぞれ4人の感性が違うところも大きいですし。観ている側とリンクする、大人が観て過去とリンクすることができる映画なんじゃないかな、と思います。