2018年8月23日 12:00
シャーリーズ・セロンが示す、女優が“体を張る”意味…『マッドマックス』から『タリー』まで
賞レースを席巻したラッセ・ハルストレム監督の『サイダーハウス・ルール』ではトビー・マグワイアが恋に落ちるヒロインを演じ、ジョニー・デップ共演『ノイズ』、マット・デイモン&ウィル・スミス共演『バガー・ヴァンスの伝説』などで着実に知名度を上げていく。『マイティ・ジョー』ではCGの心優しきゴリラとも共演していた。
2001年の『スウィート・ノベンバー』で期間限定の恋人同士で再共演したキアヌとは、交際報道が出たこともあったが、後に『アトミック・ブロンド』のデヴィッド・リーチ監督のジムで再会、『ジョン・ウィック:チャプター2』が控える彼と一緒に激しいトレーニングに勤しんでいたという。
13キロ増の肉体改造!『モンスター』でオスカーを手に
そして、“ハリウッドに好まれる”セクシーなブロンド美女のイメージを払拭するかのように挑んだ『モンスター』(’03)で、ついにアカデミー賞主演女優賞を獲得し、ゴールデン・グローブ賞やベルリン映画祭銀熊賞など様々な女優賞を受賞。その実力が広く認められることになる。同作の監督は、この14年後に『ワンダーウーマン』で女性監督史上最高の興行収入を記録したパティ・ジェンキンス。