2018年8月31日 09:52
ライアン・ゴズリング、ヴェネチア映画祭で「ライアンコール」の熱狂
と熱を込めてコメント。
そのアームストロングを演じたライアンは、役作りについて「彼の息子たちや妻だったジャネットなど家族や幼なじみまで会い、飛行機の操縦法を身につける訓練もした」と明かす。「アームストロングはテストパイロット時代、その時点で開発中のテスト機に乗り込み、知識を向上させるために命がけでテスト飛行に臨むことができるような特殊な人で、自分(ライアン自身)には到底できない、その違いを認識することが役作りにおいて重要だった」と真摯に語った。
また、チャゼル監督は、よくある美しく、ロマンチックな宇宙映画とは全く異なる本作について「博物館で宇宙船の実物を観て、宇宙計画の文献や映像などからは感じられない、恐ろしくよく成功したなというリアルな想いを大切にしたかった」と、監督ならではの視点を語った。
■“妻”クレア・フォイ「子どもたちにとって両親がどのように映っていたかを尊重」
本作ではアームストロング船長は偉業を成し遂げた“ヒーロー”でなく、家族を通して性格や心情が描かれることが大きなポイントだ。脚本のシンガーは「アームストロングをよく知る元NASA長官マイク・グリフィンから『象徴的な物語でなく人間的な物語にするなら協力を惜しまない』と言われ、それはこの会見に臨む我々全員の目標だった」