くらし情報『シリアス路線からコメディに? 『MEG』が米国でヒットした理由は「PR展開」』

2018年9月6日 11:30

シリアス路線からコメディに? 『MEG』が米国でヒットした理由は「PR展開」

今年はうまい具合に『MEG』がPRで便乗して、シャーク・ウィーク中は本作のCMがひきりなしに流れていた。

恐竜時代の大昔から存在すると言われているサメは、様相からサイズ、獰猛さに至るまでまさに恐竜の生き残りといっても過言ではない。本作のタイトル『MEG』は、260万年前に存在したと言われる体長18mの巨大ザメで英語名:Megalodon(メガロドン)から来ている。また“メグ”は女の子の名前でもあることから、全然可愛くない巨大ザメを“メグ”と呼ぶのは皮肉で笑える。

配給会社の封切り週末(金・土・日)興行予想は当初2,000~2,500万ドルと分析されていた。しかしその分析は大きく外れる結果となる。ウイークエンドの初日とされる金曜日の興行のみで1,600万ドルを記録した『MEG』は最終的に週末3日間で興収4,540万ドルを叩き出す大ヒットとなった。

「郷に入っては郷に従え」作戦

米国人はジョーク好きだ。
アメリカでの『MEG』のPRキャンペーンもこのジョーク路線に則って攻めた。巨大な口を開けたモンスター鮫のポスターにはキャッチフレーズで、「Opening Wide」(「口を大きく開ける」

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