くらし情報『“入れ替わり”に渦巻く愛憎、嫉妬、劣等感…『累』「宇宙を駆けるよだか」などに注目』

2018年9月10日 12:20

“入れ替わり”に渦巻く愛憎、嫉妬、劣等感…『累』「宇宙を駆けるよだか」などに注目

総理の公設第一秘書・貝原を演じた高橋一生のブレイクのきっかけとなった1作でもあり、スペシャルドラマほか、貝原が主人公の「民王スピンオフ~恋する総裁選~」も人気を博した。

ある陰謀により、現職の総理・武藤泰山と大学生の息子・翔が入れ替わり、国会はもちろん日本中も大混乱!?遠藤さんの風貌で、中身は少々足りないところのあるピュアな大学生、菅田さんの外見で、中身は情に厚い50代の総理という強烈なギャップ、それぞれの表情豊かな演技や濃すぎる登場人物たちも相まって爆笑必至。“中身が息子”の総理が、「何かがおかしいよ」と日本の社会に物言いをつけていく姿も爽快だ。

また、かつて仲のよかった親子は、父が政治家として台頭していくにつれ、疎遠に。愛し方がわからなくなった父子の確執と関係の再生も見どころの1つであり、2人の入れ替わり描写は“魂”らしきものが風船のように体から飛び出していく、という点も入り込みやすいものだった。

このほか、“親子”の入れ替わりとしては新垣結衣×舘ひろし「パパとムスメの7日間」も話題となった。急ブレーキをかけた電車から投げ出されたことからサラリーマンの父と女子高生の娘が入れ替わり、それぞれの立場で奮闘する、五十嵐貴久のヒット小説が原作のハートフルコメディ。

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