くらし情報『実写版『キングダム』勝算は? 製作費は「日本映画最大規模」で中国公開も視野か』

2018年10月9日 17:10

実写版『キングダム』勝算は? 製作費は「日本映画最大規模」で中国公開も視野か

という否定的な声が入り混じってもいるが、「そもそも、生身の人間が演じる以上、キャスティングについて議論してもキリがない」というファンの意識変化もあり、以前のような激しい拒絶反応は見受けられない。

何より、さまざまな実写化作品で主演を張り続ける山崎さんの“意地”と“覚悟”こそが、『キングダム』実写化という巨大プロジェクトには必要不可欠。柔和で穏やかなイメージが強い山崎さんだが、『キングダム』製作報告会見の席では「こういう仕事をしていますので、僕自身もどんどん上がっていきたい気持ちがあります。なので、信にはとても共感しました」と役柄に自身をシンクロさせながら、静かな野心を燃やしていた。この“役柄への共感”は、ときに俳優を大いに覚せいさせる。山崎さんにとって、実は本作が大きな転換点になる可能性があるのだ。

また、他キャストに目を向けると、特に吉沢亮(後の秦の始皇帝となる若き王・えい政)、本郷奏多(成きょう役)に対する「ハマっている」「やばい」の声が数多くあがっており、早くも盛り上がりを見せている。長澤まさみ(楊端和役)、橋本環奈(河了てん役)ら女性キャストの躍動。
大沢たかお(王騎役)、高嶋政宏(昌文君役)

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