2019年2月8日 14:00
メリー・ポピンズが教えてくれる、幸せになるための“魔法”の言葉
犬や馬がしゃべったり、ミュージックホールで歌って踊ったり、カラフルでキュートな世界に子どもたちは笑顔に溢れるが、メリーが魔法で伝える“どんなことでも不可能なことはない”というメッセージは私たちの心にも響くはずだろう。
2つ目のメッセージは「見方を変えれば見えることがある」。メリーと子どもたちはボウルを直してもらうため、メリル・ストリープ演じるメリーのまたいとこで修理屋トプシーの元を訪れる。しかし、トプシーのお店は“第2水曜日”になると、なぜか店の天井と地面がひっくり返ってしまう。全てが逆さまになってしまう第2水曜日を嫌うトプシーだが、メリーは“見方を変えることで見えることがある”ことを愉快な歌とダンスで伝える。
するとトプシーは、メリーのおかげで第2水曜日が好きになり、全てが逆さまにひっくり返ることすらも楽しめるようになるのだ。
そして3つ目のメッセージは「お先真っ暗な時こそ突き進めば人生の明かりが導いてくれる」こと。バンクス家の長男で3人のシングルファザーのマイケル(ベン・ウィショー)は、家を抵当に入れてお金を借りてしまい、5日後の大聖堂の鐘が鳴り終わるまでに返済できないと、家を失ってしまうという窮地に立たされていた。