2019年2月12日 19:45
【イマ旬!ハリレポ】現地目線!第91回アカデミー賞を大予想~作品賞編
第91回アカデミー賞授賞式まで残すところあとわずかとなった。上限10作品まで選出が許されている作品部門賞の候補だが、今年は計8本。ズバリ、どの作品がオスカー像をモノにするか?
日本でも大ヒット! 『ボヘミアン・ラプソディ』
まずは、世界中で大ヒット御礼中の『ボヘミアン・ラプソディ』。伝説的ロックバンドの「クイーン」のボーカリストで、45歳のときにエイズでこの世を去ったフレディ・マーキュリーの激しくも切ない半生を描いたロック・エピック。
アカデミー賞が興行収入に比例した結果であればオスカー像の行方を占うのは簡単だが、受賞への道のりには様々な障害物が横たわっているのがアカデミー賞レースだ。現在この人気作品は監督ブライアン・シンガーのセクハラ疑惑のせいで、監督の愚行とは全く無関係な映画自体が不公平な色眼鏡で見られている。スキャンダルに敏感なアカデミー賞なだけに、本作の作品賞は危ぶまれている。
実話を基にした社会派の2作品
役作りが話題に『バイス』
クリスチャン・ベイルがチェイニー副大統領になりきった政治ドラマ『バイス』は、ゴールデングローブ賞をはじめ、軒並み主要カテゴリーでの映画賞を受賞し話題となっている。