2019年3月29日 14:00
第1回: 舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」メルボルン鑑賞レポ “Can you keep the secrets?”
映画『ハリー・ポッター』シリーズ8作が完結してから今年で8年。その間、全5作が映像化予定の『ファンタスティック・ビースト』が2本映画化されたこともあり、シリーズの人気は再燃している。
そん中、「ハリーのその後が知りたい」という“ハリポタ・ロス”真っ只中のファンに朗報だ。原作本ならびに映画の完結編と言われていた『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1&PART2』の続編が大きな動きを見せている。“あれ”から19年後の世界を描いた最新作「ハリー・ポッターと呪いの子」がいま、アジア・パシフィックエリアでは唯一、オーストラリアのメルボルンのみで観られるのだ。
「新章の始まりを目撃しにメルボルンへ」
2019年2月23日、オーストラリアはメルボルンの由緒正しいプリンセスシアターで、世界的に注目を集めるエンターテインメントの大興行が始まった。ハリー・ポッター・シリーズの最新作「ハリー・ポッターと呪いの子」の幕が切って落とされたのだ。当日は制作陣やオーストラリアのセレブリティがレッドカーペットを歩き、メルボルン有数の文化イベントを盛り上げた。
ファンならもちろんご存じだろう。映画化された原作全7編(4巻以降は全て上下巻に分かれているので本としては全11冊)