2019年4月21日 16:00
ジェームズ・マカヴォイ、多重人格者役は20人を「演じただけ」『ミスター・ガラス』
そして『ミスター・ガラス』ではマカヴォイ演じるケヴィンが再び登場し、ウィリスらと壮絶なバトルを繰り広げる…。
そんなマカヴォイだが、届いたインタビュー映像では「役の数が多いだけでいつもと変わらない。僕は多重人格者を演じたんじゃない。20人のキャラクターを演じただけだ」と、淡々と話す。マカヴォイいわく、「彼らは決して病気ではなく、1つの体を共有しているだけ」と言い、「本当にそれだけなんだ。信じてもらえる?」と冗談交じりに問いかけている。
本作には『スプリット』で登場した24のキャラクターのうち20人が登場するが、その中でマカヴォイが最も共感したキャラクターは、主格であるケヴィンそのものだという。彼の「全部終わらせたい」という気持ちに共感したと言い、「誰でもそう思うときはあるよね」と自身と重ね合わせる。
一方、ケヴィンとは正反対で、社交的なバリーというキャラクターにも共感できるという。ケヴィンのようなネガティブな面と、バリーのようなポジティブな面の両方を持っているマカヴォイだからこそ、多くの役を演じ分けることができたのかもしれない。また、別のインタビューでマカヴォイはこの役づくりについて、「何を欲しているのか?それを得るために何をしようとするのか?それを得る上で障害となるものは何なのか?と自問しながら、いつものようにバックグラウンドをひとつずつ考えて役作りをする。