くらし情報『「僕は地獄で生きてる」無国籍の少年の悲痛な言葉に涙する…『存在のない子供たち』予告』

2019年5月22日 13:00

「僕は地獄で生きてる」無国籍の少年の悲痛な言葉に涙する…『存在のない子供たち』予告

予告編と同時に解禁となったポスタービジュアルは、本作で監督を務めるナディーン・ラバキー監督が一目見てそのカリスマ性に惹かれ抜擢された主人公ゼインの、大きく心奪われるような深い瞳でまっすぐ見つめる姿が印象的。「両親を告訴する。こんな世の中に僕を産んだから。」というキャッチコピーが少年の悲痛な思いを物語っている。

日本からは地理的・心情的に遥か遠い地域を舞台としながらも、懸命に生きようとする少年の成長物語という普遍性が観る者へ魂の共鳴をもたらす本作。中東の貧困と移民の問題を知り、考えるきっかけとしても是非観てほしい。

『存在のない子供たち』は7月、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。

(text:cinemacafe.net)

■関連作品:
CAPHARNAÜM(原題) 2019年、全国にて公開予定
(C)2018MoozFilms

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