2019年5月25日 11:00
窪田正孝「導いてくれたのは彼女の表情」カンヌで新人・小西桜子を絶賛『初恋』
彼女と一緒にいる中で生まれるいい意味での違和感も大切にしていましたね。なので、桜子が演じるモニカがなかったら、あのレオにはならなかったかもしれないです」と、レオを演じる上で小西さんの存在が大きかったという窪田さん。
中でも印象的なシーンについて、「電車のシーンでの表情がとてもよかったんです。彼女がレオに心の引き出しを見せてくれた気がしました。その後のシーンで、モニカとの距離が近くなったような、構えていた心が変わったんです。そこに導いてくれたのは彼女の表情だったと思います」と語り、新人だからこその自然な小西さんの演技に、自らも影響を受けたことを明かしている。
最後に、窪田さんは「レオとモニカが新しい人間に生まれ変わっていく様が、どの方が観ても心に響くんじゃないかなと思います。キャストそれぞれに生き様があって、それをすごく丁寧に、かつスピーディーに描いています。
1時間48分、のめり込んで欲しいです!」と語り、自信たっぷりに本作をアピールした。
『初恋』は2020年、全国にて公開予定。
(text:cinemacafe.net)
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