2019年6月4日 07:50
配信サービスやFOX&Huluの吸収…止まらないディズニーの勢いに注目
がオープンする日もやってくるかもしれないので、世界規模の展開になる可能性も十分にある。
ディズニーの強みはテーマパークや所有する映画・TV番組だけではない。それに付随するキャラクター使用権も併せ持っているということだ。その昔、『スター・ウォーズ』の製作が予算不足で難航していた当初、先見の明ありだったジョージ・ルーカス監督は「映画の商品化権がもらえれば、僕の給料は削ってもいい」とスタジオ側に要求した。(皮肉にもそのスタジオは、20世紀フォックス社だったわけだが)
このおかげで、映画の大当たりとともにオモチャやグッズなどの商品から転がり込んでくる収入はほぼ全てがルーカス監督のものとなり、ルーカス・フィルム誕生となったわけだ。このことからも分かるように、人気キャラクターを使用する権利というのは映画などの興行収入と同等かそれ以上に大切な収入源となる。『スター・ウォーズ』シリーズやマーベルのキャラクターはほんの一部で、世界中でディズニーが仕切っている人気キャラクターの数を考えても、それらが気の遠くなるような収入源につながっていることが分かる。
では、ディズニーが世界を制するのか?
ディズニーの現状は、前代未聞の話題沸騰レベルにあるといえる。